2015年1月25日 新宿御苑

photo by Mr.Shimizu
photo by Mr.Shimizu

2015年最初の撮影会は、何度となく訪れている新宿御苑。

 

暖かなこの日の参加者は、生井会長、青木さん、伊藤さん、小沢さん、影山さん、加藤さん、西海さん、清水さん、野口さん、平出さん、松川さん、渡辺さん、原の13名に加え、ご見学の高橋さん、馬渡さんです。

 

目立った草木の少ないこの時期だからでしょうか、苑内の人出は少なめ。気に入った被写体を探すのは大変でしょうが、その分見つけたときにはじっくり向き合えるはずです。

 

スイセン、ロウバイ、十月桜などが陽の光を浴びて生き生きとしていた印象ですが、皆さんはどんなものにスポットを当てられたのでしょうか。特に、ご見学の高橋さん、馬渡さんの視線が気になりますね。

 

今年も、会員の皆さんが写真について抱いている課題を少しでも克服し、かつそれぞれが居心地がいいと感じられる『初心写』であり続けられるよう、どうぞよろしくお願いいたします。


2015年2月22日 東京マラソンを撮る

photo by Mr.Kato
photo by Mr.Kato

こんな日に降らなくても、、、

今月は初の試み、「マラソンを撮る!」

走る方も撮る方も、雨は嫌だったんですが。。。

 

東京マラソンを知り尽くした野沢さんと企画部長松川さんの綿密な打ち合わせの結果、撮影場所が二つに絞られました。

①増上寺前

②三原橋付近

 

増上寺前はまだまだ前半戦、選手にもスピードを感じ、課題の流し撮りを何度も試しますが、なかなか思うようには撮れません。

三原橋付近は35km目前の苦しいところ。選手を励ます沿道の声援にレンズを向けたくなりました。

皆さんはどんなものに心惹かれましたでしょうか。

 

雨は最初だけでお天気はなんとかもちました。けれど気温は上がらず屋外撮影は体に堪えたのではないでしょうか。

定例会では元気な姿で渾身の作品を見せてくださいね!

 

参加者は、生井会長、青木さん、飯塚さん、加藤さん、西海さん、清水さん、高橋さん、野沢さん、平出さん、松川さん、馬渡さん、渡辺さん、原の13名。

(先にお帰りになった青木さん、お嬢さんを熱心に撮っていた清水さん、集合写真に収められなくてすみませんでした。)


2015年3月22日 いすみ鉄道

photo by Mr.Kato
photo by Mr.Kato

今月は鉄道企画。ということで私が担当させていただきました。

朝7:40に品川駅。少し早い集合にもかかわらず、生井会長、青木さん、飯塚さん、加藤さん、影山さん、清水さん、野沢さん、平出さん、松川さん、馬渡さん、渡辺さん、原の12名と思いのほか多い参加で嬉しくなりました。

 

青春18きっぷを利用して品川から乗車後、途中千葉で乗り換え外房線の大原へ。ここまで2時間とすでにお疲れの方もいらっしゃったかもしれませんね。そこで出迎えてくれたのは黄色いムーミン列車。さあ、気を取り直して撮影のスタートです。

 

菜の花の中を揺られること30分、大多喜駅に到着。乗り換え時間を利用して行き交う列車を撮影。かつて国鉄で活躍していたキハ28形に興奮していたのは私だけでしょうね。

 

大多喜から二つ目の東総元が今回の撮影場所です。駅のホームには数人が入れる小さな待ち合い場所があるのみ。駅員もいなければ改札もありません。その駅周辺の沿線に広がる菜の花や桜、大きく曲がるカーブなどを生かして、のどかなローカル線の風景をどんな風に切り取られましたでしょうか。

 

上下2本の列車を撮影した後、集合写真を撮って、再び大多喜へ。お待ち兼ねのお昼ご飯です。「とんかつ亭有家(ありか)」さんのひれかつは分厚く味も量も絶品でした。

満腹になった後は城下町大多喜を少し散策。短い時間でしたが結構おもしろいシーンに触れられた気がします。

 

帰りも来た道を戻ります。

列車に乗り込むとすぐ、青木さんが大多喜の酒蔵で購入した地酒が振る舞われ、一同気分良く帰途に着くのでありました。

皆さん、大変お疲れ様でした。


2015年4月26日 国営昭和記念公園

photo by Mr.Shimizu
photo by Mr.Shimizu

花真っ盛りの季節到来です!

そんな時はやはり、ここ昭和記念公園は外せませんね。

我がクラブでも何度となく訪れています。季節が同じだと咲いている花が同じことも多いです。しかし、毎回新たな発見があります。それが、撮影技術の向上や感性を磨くことに繋がっているといいのですが。

 

この日はお天気に恵まれ、陽射しが強すぎるくらいだったかもしれません。光量や構図を決めるのに苦労した方も多かったのではないでしょうか。

 

ところで、前もって予習していた「美しいボケ作り」は思うようにいきましたでしょうか。

今思うと、せっかく皆さんと一緒の撮影会、同じ被写体に一緒にカメラを向ける時間が少しでもあればよかったですね。そうすることで、定例会での皆さんの写真の仕上がりが今まで以上に楽しみになりそうですし。

 

参加者:生井会長、飯塚さん、伊藤さんご夫妻、小沢さん、加藤さん、影山さん、西海さん、柴田さんご夫妻、清水さん、野沢さん、平出さん、松川さん、渡辺さん、原の友人丸山信二、原の17名。


2015年5月23日~24日 一泊合宿(富士五湖巡り)

photo by Mr.Katoh
photo by Mr.Katoh

恒例の一泊合宿勉強会は富士五湖巡りとなりました。

 

車2台に13名分乗し、最初の目的地“山中湖花の都公園”に着く。少し前まではチューリップ畑が見事だった痕跡があり、球根堀りに変身してました。初めて目にする”クマガイソウ“絶滅に瀕した花となっており、ガイドの説明に納得する。”明神の滝“幅80メートル、高さ10メートルの人工滝、五月雨のごとく落下する水しぶきは壮観であり、これをバックに集合写真になる。

 

昼食は甲州名物“ほうとう”です。みそ仕立ての大きな鍋で直接食べるのが“通”と聞く。

 

次に日本武尊の神霊を祀った北口本宮冨士浅間神社に着く。両側に鬱蒼たる大杉並木を配した長い参道の奥に本宮があり、静寂な空気に触れる。

 

次の行程“忍野八海”散策は、前を向いても横を見ても中国語が飛び交い中国人観光客に占拠されました。湧水池の透明度は美しく、神秘的でありました。

 

宿泊先“閑浩荘”に到着。旅の疲れを岩風呂で癒し晩飯をしたためる。タラバガニ、焼き肉、刺身、煮物などぎっしり、空腹を満たしたら、さあ勉強会の始まりです。部屋のテレビでカード再生、青木さん差し入れの“越乃寒梅”を酌み交わしワイワイガヤガヤ、それでも全員の一日分の作品を見終わりました。ーー就寝ーー

 

快晴に恵まれた翌日、“西湖いやしの里”根場地区集落の原風景を再現し、萱葺きの民家が20軒ほど、その民家の間から富士山の雄姿が望まれ、絶好の撮影ポイントとなる。その後、精進湖を一周して、新東名を経て帰路に着きました。大かた6時30分には帰宅なされたようです。

参加者13名(青木・飯塚・伊藤・小沢・影山・清水・生井・野沢・平出・松川・馬渡・渡辺・加藤の諸氏)です。運転の業務を担当された青木・松川・生井・影山・清水の諸氏には深く感謝をします。また色々と差し入れをなされた青木・生井・野沢・渡辺・馬渡さんご馳走さまでした。天気予報では2日目は雨となてましたが、全員の総意で晴れに転嫁させました。ご苦労様でした。

 

最後にこの勉強会の精緻なプログラムの作成と先達としての重責を果された清水秀夫さんに深く謝意を表します。有難うございました。

Reported by Katoh でした。


2015年6月21日 鎌倉の名刹とあじさい

photo by Hara
photo by Hara

影山さん初企画は紫陽花の咲き誇る鎌倉。

事前に歩いてくださったコースを基本に先導してくださいました。 

 

円覚寺~浄智寺~建長寺

 

9時半北鎌倉駅集合後、初の試みグループ分け。12人を三つのグループに分け、そのグループごとに撮影の勉強をしてみようという野沢さんの発案です。

原、個人的にはとても良かったな~と思いました。大人数で同じことに取り組むのは難しいけれど、少人数だとまとまれる。

作品発表もグループごとにするのもいいな~なんて。

 

巡ったお寺、境内はやはり紫陽花が目立っていた気がいたします。雨が降ったり止んだりする中、その紫陽花をボケを生かしてどのように切り取られたか、皆さんの作品を拝見するのが楽しみです。

 

写真を皆さんで楽しむのはもちろんのこと、写真技術の向上に役立つ様々な取り組みをこれからも試してまいりましょう。

 

参加者:生井会長、伊藤さん、加藤さん、影山さん、西海さん、清水さん、高橋さん、野沢さん、平出さん、馬渡さん、渡辺さん、原の12名。


2015年7月26日 薬師池公園

photo by Mr.Katoh
photo by Mr.Katoh

朝から真夏の太陽が照りつけ猛暑日が予想される中、撮影会には、伊藤さん、加藤さん、影山さん、清水さん、野沢さん、平出さん、渡辺さん、原の8名が参加いたしました。

8:30に町田駅に集合した私たちは、路線バスで薬師池公園へ移動。

バスを降りるとすぐ、本日のメイン「大賀ハス」が咲き誇っているはずのハス田が!!

それが、期待が大きかったせいか少な目の花に少しがっかりではありましたが、逆にどの花を選ぼうかと迷わなくて済みました。花が少なかったことに、企画係りの清水さんがえらく責任を感じていらっしゃいましたが、これは誰のせいでもありませんよ~。

 

1時間ほどハス田で撮影しましたが、予想通りの猛暑に汗が吹き出て体は悲鳴をあげていました。そのためエアコンの効いているフォトサロンで一時休憩をとった後、薬師池へ。

ここでは、カワセミを待つカメラマン集団の機材の重厚さと被写体によって撮影スタイルが異なることを目の当たりにしました。

 

前半が終わり、私はここで帰ることになるのですが、他の皆さんも引き上げてもいいくらいの酷暑、それでもなお次の撮影場所へ向かわれた写真愛には脱帽です。

しかし、後日拝見した写真を見て、行けなかったことを後悔するような素敵なダリアがたくさん咲いていた町田ダリア園、とっても魅力的な場所だったようです。

 

その後の皆さんが、夏バテされていないことを願います。


2015年8月23日 川崎工業地帯夜景を撮る

photo by Mr.Kato
photo by Mr.Kato

巨大なタンカーが通り過ぎてゆく。全長182メートル、幅32メートルのミネルヴァ・オセアニア号、油脂製品専用タンカー、ギリシャ船籍で、2隻のパイロット・ボートがへばり付いている。ミネルヴァはローマ神話の芸術・武勇の女神と云われてます。
そうそう、船を見に来たんではない。佃島・お台場に続き3回目の夜景撮影で①東扇島東公園に来ております。雨の予報ははずれ、曇天ながらも運河越しに東燃化学、ゼネラル石油のプラントが見え、羽田空港への着陸態勢の旅客機か頻繁に目に入る。

 

3時30分に中延を2台の車で出発し、5時に最初の目的地に着きました。

以下順を追って振り返ります。
②川崎マリエン~ドアをくぐると巨大な“ホオジロザメ”のはく製にドキモを抜かれる。全長2.5メートル、鋭い歯が獰猛さを連想する。10階が展望室、天気ならば美しい夕焼けが見られたのですが、残念!
③東扇島西公園~岸壁からJFEスチール製鉄所のナトリウム灯が輝いている筈だがない。日曜日で消灯した。それでも巨大クレーンのオレンジ色の光が眩い。
④市営ふ頭~日本触媒のプラントの夜景を間近に見られ、工場の灯りが線路に映り幻想的であり、映画のシーンをみているようだ。
これでプログラムは終了。8時30分でした。

 

当日の参加者は伊藤・影山・柴田夫妻・清水・生井・野沢・松川・平出・馬渡・加藤の11名様でした。

なお今回の企画・下調べ・当日の案内役の重責を果された清水秀夫さんに感謝いたします。有難うございま
した。

余談ですが、④の撮影データはISO3200、F20、シャッタースピード2.5秒、WBはAUTOでした。夜景撮影は難しい、付け焼刃では通じないようです。

モニターを見る大切さを改めて感じた次第です。


2015年9月27日 六本木ヒルズとその周辺

photo by Mr.Kato
photo by Mr.Kato

午後2時、麻布十番駅に集合。

 

まずは、創業百年以上の老舗が建ち並び外国人も居住する国際色豊かな町「麻布十番商店街」の散策。小1時間の撮影後一休み。ここで馬渡さん差し入れの「浪速家」のたいやきを頂く。香ばしい皮と程良い甘さの餡が絡み合い、何ともいえぬ上品な美味しさである。この「浪速家」と「豆源」がお目当ての方が多いと聞く。

 

そして、本日のお目当て「六本木ヒルズ」までの撮影が始まります。鳥居坂を上り「旧岩崎邸庭園」に到着。ここは三菱の岩崎小弥太の江戸の名残りがある近代庭園。緑が目に優しい場所で小休止&集合写真の撮影

続いて、六本木交差点を経由し5時に六本木ヒルズ到着。52階218メートルの東京シティビューに高速エレベーターで一気に上る。360度のガラス張りの開放的な空間からは、東京が一望できる。ちょうど今日は中秋の名月に当たり、東京タワーの真上にそれは有りました(5時30分)。夕闇が迫ると徐々に上の方に移動し時々雲に隠れて見えなくなり、また顔を出すの繰り返し。6時20分、雲とタワーと月とビルの照明の4者のバランスが見事に調和し、絶好の撮影ポイントになる。

ガラスの写り込みを回避するのに神経を使いながらポケット三脚を駆使し、ISO3200/0.6秒で何とか無事撮影終了。6時40分に散会となりました。

今回の企画、先達を務めた松川幸弘さんに感謝いたします。

 

なお、当日の参加者は、小沢・伊藤・影山・西海・清水・生井・野沢・原・平出・松川・馬渡・渡辺・加藤・諸氏13名でした。晴天に恵まれ大成功でした。

 

(加藤さん、上記作文ありがとうございました。)


2015年10月25日 都立神代植物公園 with 荒谷良一先生

photo by Mr.Namai
photo by Mr.Namai

荒谷先生をお迎えしての撮影会、今回で8回目を迎えました。

 

場所は、秋バラが見頃の神代植物公園。風はあるものの晴天に恵まれ、皆さんいつもより意欲的に見えます。

 

さて、初めはやはりバラの園へ。陽の光をまともに受けた花々、見ている分にはとても生き生きとしていて綺麗。しかし、写真に収めるとなるとハッキリしすぎる明暗に手を焼きます。そこで先生が取り出したのは「レフ版」。暗い部分を上手に照らし、その違いを示してくださいました。すでに初っ端から頷くことばかりです。しばし、先生の与えてくださった「自分なりの綺麗なバラの花」のテーマに没頭しました。

 

と、撮影はスタートしたばかりではありますが、混み合う前に深大寺名物の蕎麦を味わうため一旦休戦です。(そば処玉乃屋にて)

 

そして、後半は深大寺の境内から再開。紅葉には早いのですが、移りゆく季節を見渡し、「秋を感じる一枚」がテーマになりました。限られた時間ではありましたが、上を見たり下を見たり、必死に目を凝らしている皆さんの姿が印象的でした。

 

最後に、水生植物園に移動し記念撮影。射し込んでいた光を見てすかさず先生があげたテーマは、「逆光」。「逆光」を生かした写真を試行錯誤しました。

 

場所ごとテーマごとに細かいレクチャーを随所に挟んでくださった撮影会、普段見られない大きな発見と共にプロの美学(加藤さんの表現を拝借)を学ぶことの出来た貴重なひとときでした。荒谷先生本当にありがとうございました。講評会でもご指導よろしくお願いいたします。

 

参加者:写真家荒谷良一氏、生井会長、伊藤さん、影山さん、加藤さん、西海さん、柴田さんご夫妻、高橋さん、野沢さん、原、松川さん、渡辺さん(50音順)の13名。


2015年11月22日 小金井公園紅葉を撮る

photo by Mr.Kato
photo by Mr.Kato

どんよりと寒々しい空を見上げています。

 

以前、荒谷先生の撮影会で訪れた「小金井公園」に来ております。園内は雑木林と芝生が広がり、何もなく閑散とした様子。紅葉はすっかり終わり、いこい広場のいちょうの黄色だけが目立っている。

 

皇帝ダリアの群生が目に留まる。成長すると3~4mにもなる事から皇帝となづけられた。ここで伊藤さんの号令一下カメラを向ける。プラス0.7~1.0に設定しないと、空の明るさに引っ張られ肝心のダリアが明るく撮れない。喧々諤々いろいろ試されてます。

 

さて、平成5年に開園した「江戸東京たてもの園」に向う。洋館(デラランデ邸)のモミジが程良く色づき、これを前面に入れ、洋館をボカす。難しい絞りの調整に皆さん挑戦してました。どんな作品に仕上がるかな。ボランティアの方が萱ぶき民家の囲炉裏に火をおこし、薫煙作業を始めると見学者が取り囲んだ。火吹き竹で火をおこすのは、久しぶりに見る光景である。煙が蔓延し作業は順調に捗ります。

ややあって東ゾーンに移動する。ここは、昔の商家、銭湯、居酒屋が建ち並び、下町の風情を楽しむ事が出来る。

 

エントランス広場で昼食となる。

 

食後、都電をバックの集合写真を撮り、1時15分まで自由撮影になる。子宝湯、仕立屋、三省堂文具店、を巡り休憩棟では紙芝居が始まりました。楽しい時間も過ぎ散会となりました。

 

この日は4時からライトアップが始まるので、伊藤・清水・平出・西海・野沢の5名様は居残りを決めました。結果は如何なものか講評会が楽しみであります。千秋楽が気になる影山・高橋。渡辺・加藤の4名様は早々に引き上げを決め込みました。なお柴田ご夫妻は11時に早退しました。

 

(欠席のわたくし原に代わり、加藤さんが認めてくださいました。)


2015年12月20日 横浜ベイシティを撮る

photo by Mr.Kato
photo by Mr.Kato

馬車道駅から地上に出ると、今年の暖冬を象徴する日差しを浴び(横浜撮影会はいつも雨でした)、本町4丁目の交差点にたむろする。ややあって、生井さんが所用の合間をぬって、駆けつけました。

 

まず、神奈川立歴史博物館、入館せず前を通るだけで済ます。日本郵船歴史博物館を素通りして、横浜税関(クイーン)に入館する。税関で没収されたルイビトンの偽物の展示があり、本物と比較されてるがあまりに精巧で見分けがつかない。ここで、生井さんは戦列を離れる。

 

キングの塔神奈川県庁本庁舎が解放されている。昭和3年に建てられたレトロの香り漂う西欧古典様式である。3階の黒岩知事の執務室は昭和の面影を残す。圧巻は6階屋上、大桟橋にクリスマス・クルーズで停泊中のパシフィック・ヴィーナス号が一望できる。全長183メートル幅25メートルの巨体が青空の中に浮かんでいる。絶景である。

 

3時30分に横浜赤レンガ倉庫に着く。クリスマスムードに湧きかえり、スケートリンクは芋を洗うようだ。ヴィーナス号を背に集合写真を撮る。

 

シーバスに乗船し山下公園に向う。船上から見上げるヴィーナス号のメイン・ラウンジのシャンデリアが灯り出港がまじかと感じる。下船間際に氷川丸の正面を通過しその雄姿を目の当たりにする。

 

中華街をゆっくり抜けて忘年会場の龍華楼に6時に到着、松川さんが駆け付け全員11名がそろい踏みをします。広東料理のコースに満足の様子、紹興酒8本の新記録を打ち立てました。おめでとうございます。

 

当日の参加者は伊藤・生井・清水・影山・小沢・松川(宴会だけ)・高橋・野沢・西海・馬渡・渡辺・加藤の諸氏12名です。

なお、この企画は清水秀夫さんの労力の結晶です。有難うございました。